ライトニングラボがTaroを発表、ステーブルコイン発行を検討
04/06/2022著者: c, dora
ライトニングラボ、新プロトコル「Taro」を発表
暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)のオフチェーン技術ライトニングネットワークの主要な開発者であるライトニングラボ(Lightning Lab)は5日、ステーブルコインなどの資産をビットコインのネットワークで発行することを可能にする新レイヤー2プロトコル「Taro」を発表した。同時に、シリーズB資金調達ラウンドで7千万ドル(87億円相当)を調達したと明らかになった。
2016年に成立されたLightning Labs(ライトニングラボ)によって開発したソフトウェアが、ツールを構築するために、300社を超える企業に利用されている。
ステーブルコインをライトニングネットワークで利用へ
Taroと呼ばれるこのプロトコルは、ステーブルコインをライトニングネットワークで使用することを可能にする。Taroについて、ライトニングラボは公式の発表で次のように述べた。
Taroは、ステーブルコインなどを使って、法定通貨からビットコインへ変わることを容易にする。また、Taroはビットコイン流動性を使用してこのプロトコルに発行された資産に直接資産をデータの送信経路を割り出し、つまりルーティングするようになると、ライトニングネットワーク上のビットコインの需要が向上させるという。
ライトニングラボのCEO(最高経営責任者)であるエリザベス・スターク(Elizabeth Stark) 氏はステーブルコインコインが現在、日常的な支払いではなく、主に暗号資産関連の取引とDeFi(分散型金融)で使用されることを指摘した。
同氏によると、多くの大企業は現時点で、すでにTaroを利用して、ライトニングネットワーク上でステーブルコイン発行を検討していくという。
クイックリンク
リスクについての注意事項:仮想通貨取引は明るい展望を持つ新産業です。その価値は国によって保証されず、また急な変動で損をする可能性がございます。特にレバレッジ取引では、獲得可能な利益が増えた一方でリスクも大きくなります。ご利用の前に、仮想通貨業界、レバレッジ取引、取引ルールを十分に理解をするようにしてください。また、ご自身のリスクの範囲内で取引されることを強くお勧めします。取引にはリスクが伴います。市場に参入する際には、慎重に行動してください。
世界で最も古い取引所 安定運営11周年 © 2011-2022 BTCC.com. All rights reserved