イーサリアム、上海アップグレードでテストネットを開始
ステークされた仮想通貨イーサリアム(ETH)の引き出しやガス料金の低下は、上海アップグレードで期待される動きの一部だ。Shandong(山東)と呼ばれるテストネットバージョンは、現在リリースしている。
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イーサリアム、テストネットを開始
開発者は2023年9月までと予想される実装に取り掛かることができる。今回の上海アップグレードは、9月にメインネットとビーコンチェーンの統合、及びイーサリアム(ETH)のコンセンサスがPoSへの移行以来、初のメジャーアップデートとなる。
また、今回のアップグレードでは、ネットワークのスマートコントラクトを支える技術であるイーサリアムバーチャルマシン(EVM)に要素変更が導入される。
ネットワークの安定性を確保するため、現在、ステークされたETHを持つバリデーターは直接出金することができない。
検討中の提案のうち、アップグレードではレイヤー2プロトコルの変更、ブロックサイズの均等化によるガス価格の低減、ネットワークにおけるcalldataの効率化も導入される予定だ。
イーサリアムのアップグレード:マージ
マージは5つのプロセスの最初のステップであり、その後、多くのイーサリアム開発者、エコシステム参加者、コメンテーターによって練り上げられた。マージの主な変更点は、イーサリアムのエネルギー使用量を99%削減するという消費電力の大幅な削減だ。
今後追加されるステップには、ブロックチェーンのデータ保存とアクセス能力の拡張性を高める重要なステップであるサージ(Surge)があり、それに続いてバージ(Barge)、パージ(Purge)、スプラージ(Splurge)が行われる予定だ。
イーサリアムの継続的な開発における最後の3つのステップは、今後数年の間に行われる予定だ。
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