米コインベース、22年Q2取引高が大幅減少で株価暴落へ

米大手仮想通貨取引所のコインベースは9日、第2四半期（4−6月期）の取引高が大幅に減少したと発表し、株価は一時約5％下落した。

同社が発表した株主レターによると、第2四半期の取引高は2170億ドル、第1四半期の3090億ドルから減少した。

 

金融情報のFactSetによると、コインベースの第2四半期売上高は8億300万ドル、アナリスト予想の8億7380万ドルを下回った。

 

コインベースの株価は、昨年のIPO（新規株式公開）以降、大幅に下落している。

 

しかし、現在の「仮想通貨の冬」の中でも、コインベースは仮想通貨取引のためのワンストップショップという目標に向かって前進している。

 

コインベースは先週、世界最大の資産運用会社BlackRock（ブラックロック）との提携を発表、ブラックロックの機関投資家顧客に向けて仮想通貨取引を提供するという。

 

だがウォール街のアナリストは、仮想通貨価格がこのところ安定しているにもかかわらず、コインベースの第2四半期決算には期待していなかったようだ。