【6月12日】FRB利下げ期待が高まる、ステーブルコイン法案前進、BTCは10.8万ドルを割り込む|BTCCマーケットレポート

著者:c, dora
最終更新日:06/12/2025
BTCCが選ばれる理由
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この記事では、2025年6月12日までの仮想通貨・ビットコイン市場の注目動向をまとめて紹介していきます。

本記事で注目されるポイント

  • 米5月CPIが穏やかに推移、FRBが9月利下げに踏み切るとの観測強まる
  • 米上院がステーブルコイン関連GENIUS法案を可決、EUの暗号資産規制は停滞
  • 中東情勢が緊迫化、金現物価格が上昇
  • 暗号資産市場は全面調整、BTCは10.8万ドルを下回る
  • イーサリアム現物ETFは18日連続で純流入
  • X(旧Twitter)上で複数の暗号資産関連アカウントが凍結、理由は依然不明

 

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目次
一、仮想通貨の最新ニュースと重要スケジュール【2025年6月12日】

二、金・米国株など伝統資産市場の動き

三、仮想通貨市場の最新動き

四、ブロックチェーン関連速報・ニュース

五、機関投資家による今後の価格予想【仮想通貨・ビットコイン】

​​六、BTCC独自のマーケット分析

 

一、仮想通貨の最新ニュースと重要スケジュール【2025年6月12日】


本日の注目スケジュール

  • 米6月7日までの週の新規失業保険申請件数(前回:24.7万件)
  • 米5月PPI(生産者物価指数)前年比・前月比(前回:2.4%)
  • FRB「米国四半期金融勘定報告」を発表

 

中東情勢が悪化、米国が中東から一部人員を撤収

6月12日米Axios報道によると、安全保障上の理由から、米国はバグダッド大使館の不要不急職員や湾岸地域の一部軍人家族を退避させ始めた。米国務省は最新の安全評価に基づく判断とし、国防総省も国防長官の退避命令承認を確認。声明で具体的脅威は言及されなかったが、市場では米国とイランの関係悪化が懸念されている。トランプ大統領も最近のインタビューで、「イランとの核合意をめぐる新たな制限交渉に対し、もはや希望を持てない」と語っている

 

米財務長官、関税の一時停止期間延長に言及

6月12日、米国のベセント財務長官は、主要貿易相手国が「誠意」を示すならば、トランプ政権は現行90日間の関税停止期間を7月9日以降に延長する用意があると発言。トランプ政権の他の当局者は今のところ「合意条項」が成立しない場合の停止延長に明言していないが、期限が迫る中で、米国側の態度が軟化する兆しとも受け取られている

 

米5月CPIは穏やか、トランプはFRBへ利下げ圧力

米5月CPI前年比は2.4%(前回:2.3%)、市場予想通り。前月比は0.1%と予想・前回(0.2%)を下回る。コアCPI前年比は2.8%(予想:2.9%)と2021年3月以来の低水準。前月比は0.1%(予想・前回とも0.2%)。公表後、トランプ氏はSNSでCPIを「非常に良好」と評価し、FRBに1%利下げを即時実施するよう要求。市場では年内2回の利下げ観測が優勢となり、9月利下げ確率は75%まで上昇

 

米10年債入札好調、市場の警戒感和らぐ

6月11日に実施された390億ドル規模の米10年国債入札は好調な結果に。アナリストは「米国では再びアニマルスピリット(投資熱)が戻ってきた」とし、市場の旺盛な購入意欲を指摘。入札後、10年債利回りは1週間ぶり安値まで低下。

 

米財務長官:ステーブルコイン市場は2兆ドル規模が妥当

6月12日ブルームバーグ報道によると、米財務長官スコット・ベセント(Scott Bessent)氏は上院公聴会で、ドル連動型ステーブルコイン市場は将来的に2兆ドル規模に成長可能と指摘。同氏は、これがドルの世界準備通貨としての地位を強化する一助となると指摘。法案では米国債など高流動性資産を裏付けとすることが義務付けられる見込み。Citiは2030年までにステーブルコインの米国債保有額が1兆ドル超に達すると予測。上院は支払型ステーブルコイン規制を定めるGENIUS法案を進行中

 

米上院がステーブルコインGENIUS法案を可決

6月12日、米上院は68対30で「米国ステーブルコイン国家統一法(GENIUS法案)」を可決。スーン多数党院内総務は法案支持を訴え、米国を「世界の暗号資産ハブ」に押し上げると強調。一部民主党議員も賛成し、法案は今後、本格的な議論および全体採決を経て、下院審議へ進む見通し

 

EU暗号資産規制、加盟国基準の差異で停滞

6月12日バロンズ報道によると、EU初の統一規制MiCAは加盟国の運用基準差により進展が停滞。MiCAは認可取得で全EU域内営業が可能となるが、規制緩和国を選ぶ事業者が続出。独・蘭は厳格、マルタは許認可審査が緩いと批判。フランス金融監督局およびESMAは一部加盟国への同行審査を開始

 

ブラジル下院委員会、ビットコイン準備法案を支持

6月12日Cryptonews報道によると、ブラジル下院経済開発委員会は連邦議員エロス・ビオンディーニ提出の「PL 4501/2023法案」支持を表明。同法案は国家ビットコイン準備(RESBit)創設を提案し、外貨準備の最大5%をBTCに配分可能とする。報告者ルイス・ガスタオン(Luis Gastão)氏は、「ビットコイン準備の導入は、資産の分散化を図り、法定通貨への依存を軽減するための有効な手段だ」と述べている

 

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二、金・米国株など伝統資産市場の動き


1. S&P500・米国株の値動き  

 - S&P500指数:-0.27%

 - ダウ平均:横ばい

 - ナスダック指数:-0.5%

 - 欧州STOXX600指数:-0.27%

 

2. 金現物の値動き  

金現物価格は大幅上昇し、1オンス3,374ドルで日中+0.58%上昇

 

三、仮想通貨市場の最新動き


1. 主要仮想通貨のスポット価格動向     

(出典:Coinglass、日本時間2025年6月12日15時のデータに基づく)

 

2. デリバティブ市場:資金フロー分析

Coinglassのデータによると、過去24時間でBTC、ETH、SOL、XRP、DOGE、SUIが先物取引で最も大きな純流出を記録しており、短期的な取引機会が示唆されている

出典:Coinglass

 

3. ビットコイン清算マップ

Coinglassのデータによると、 6月12日現在、ビットコイン(BTC)の価格は107,704ドル。

  • ビットコイン(BTC)の価格が106,000ドルを下回れば、主要CEXにおける累計ロング清算規模は8.09億ドルに達する見込み。
  • ビットコイン(BTC)の価格が109,000ドルを突破すれば、ショート清算規模は4.2億ドルとなる可能性。
    相場変動において大規模な清算を防ぐため、レバレッジ比率を適切に管理することが極めて重要だ。

出典:Coinglass

 

4. ビットコイン先物市場のロング/ショート比率(建玉比率)

Coinglassのデータによると、6月12日15時(日本時間)現在、BTC全体のロング/ショート比率は2.054。ロングが67.26%、ショートが32.74%。

出典:Coinglass

 

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四、ブロックチェーン関連速報・ニュース


  • イーサリアムNFTのアクティブトレーダー数が2022年6月水準まで回復
  • イーサリアム現物ETFは昨日2.40億ドルの純流入、18日連続純流入
  • ビットコイン現物ETFは昨日1.65億ドルの純流入、3日連続純流入
  • トランプ氏の次男エリック・トランプ氏がTronチェーン上ででUSD1を初鋳造
  • ドイツの化粧品企業Evertz Pharma GmbHが5月にBTC100枚を追加購入
  • X(旧Twitter)、複数の暗号資産関連アカウントを凍結、理由は不明
  • Plasmaが5億ドルの新規入金枠を再開、総上限は10億ドルに
  • トレーダーはFRBの9月利下げ期待を一段と強め、年内2回の利下げを想定
  • 米5月未調整CPI前年比2.4%、季節調整後前月比0.1%
  • Sonic、6月18日より「$S」第2弾エアドロップを開始、全体の25%が即時請求可能
  • Aptos(APT)が約1,131万APTをアンロック(流通量比1.79%、約5,270万ドル相当)

 

五、機関投資家による今後の価格予想【仮想通貨・ビットコイン】


  • Gemini:中央集権型機関がビットコイン流通供給量の約31%(約6,680億ドル相当)を保有
  • Glassnode:オプション動向はETH強気継続を示唆。2,700~2,760ドルで支持帯を形成し、技術的には3,420ドルを目指す展開
  • ブルームバーグ:シンガポールの規制強化で無免許取引所が市場撤退を検討中
  • マイケル・セイラー:STRDがナスダック上場、ビットコイン担保優先株としては3番目
  • ARKリサーチ:ビットコイン上昇は投機熱ではなく、住宅・自動車市場からBTCへ資金移動が進行中
  • Matrixport:今回のETH上昇はレバレッジ主導であり、大きなギャップリスクに直面

 

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​​六、BTCC独自のマーケット分析


6月12日、暗号資産市場は全体的に調整局面に入り、BTCは108,000ドルを下回り、現在は107,700ドル付近で推移し、日中1.62%下落。

 

テクニカル面では、高値圏から108,000ドル近辺の短期支持帯まで下落。ここを下抜けると次の支持は107,000〜106,000ドル帯が注目される。RSIは55付近まで低下。MACDは依然ゴールデンクロス継続もモメンタムは弱まり、高値圏での揉み合いが続く可能性あり。

 

マクロ面では、5月CPIが穏やかでFRB利下げ期待が強まる一方、10年物米国債入札が堅調だったことで投資家心理は改善した。ただし、中東情勢悪化や通商関税交渉の不透明感は短期的な市場変動要因として残る

 

🔔 リスク警告
本資料は情報提供のみを目的としており、投資の勧誘や売買の推奨等を目的としたものではありません。市場には常にリスクが伴います。投資をするにあたって、最終決定はご自分の判断と責任においてお願いします。

 


BTCCのホームページでは、今後も仮想通貨の価格に影響を与える最新ニュースや法整備に関する注目情報などをお届けしていきます。今後も参考にしていただければ幸いです。

 

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