金業界、ブロックチェーンによるサプライチェーン管理と不正防止へ
2022/03/29著者:
市場参加者が地金の真正性を確認することを支援するため、金業界の最も有名な組織のいくつかが、「インテグリティ・プログラム」を立ち上げ、サプライチェーン管理にブロックチェーン技術を活用した。
28日、ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)とロンドン貴金属市場協会(LBMA)はaXedrasとPeer Ledgerが開発したブロックチェーン技術に基づく「金地金のインテグリティや保管チェーン、出所の国際システム」という「金の延べ棒インテグリティ・プログラム」を共同で開発することを発表した。。ブロックチェーンは、金の延べ棒を登録・追跡するために、マイニングから保管、宝飾品メーカーによる購入まで、生産と流通サイクルの各段階で使用される。
WGCとLBMAは、このプログラムはパイロット版として開発され、最終的に金業界全体で使用されることを目指しているとした。
「インテグリティ・プログラム」には、CMEグループやメタロー(Metalor)、バリック・ゴールド(Barrick Gold)、ブリンクス(Brink’s Company)、ロイヤル・カナディアン・ミント(Royal Canadian Mint)、ニュークレスト・マイニング(Newcrest Mining)、ハミングバード・リソーシーズ(Hummingbird Resources PLC)、アサヒホールディングスの米子会社アサヒ・リファイニングなどがサポートすることがわかった。
ブロックチェーン技術の最も有望な使用例の1つとしてのサプライチェーン管理は、数多くの企業に活用されている。2021年4月には、アメリカの防衛関連企業ロッキード・マーチンが、スイスのサプライチェーン管理にブロックチェーン技術を利用していると発表した。フォーブスの2021年ブロックチェーン50リストに加えられた企業の半数以上は、サプライチェーンや物流の問題を解決するためにブロックチェーン技術を積極的に利用している企業だった。
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