バイナンスCEO、米SECからの呼び出しは受けていないと発言
2022/06/13著者:
大手暗号資産(仮想通貨)取引所であるバイナンスの創業者兼最高経営責任者(CEO)のチャンポン・ジャオ氏は、米SEC(証券取引委員会)からバイナンスコイン(BNB)について「質問を受けて」いるが、まだ呼び出しは受けていないことを明らかにした。
今月初め、米SECはバイナンスが2017年に行ったバイナンスコイン(BNB)のICO(イニシャルコインオファリング)が無登録の有価証券販売に該当するか否かを調査しているとブルームバーグが伝えていた。
6月9日〜12日の日程で開催されていた「Consensus 2022」の聴衆に対してジャオ氏は、米SECは定期的にバイナンスとそのプロダクトについて問い合わせしてきており、バイナンスも米SECと定期的に連絡を取り合っていると語った。同氏は、バイナンスが「召喚」されたとは言わず、単に米SECとコンタクトしているに過ぎないとした。
米SECは、調査の有無についてコメントを控えたが、米SECとは別にバイナンスは現在、司法省、商品先物取引委員会(CFTC)、内国歳入庁の調査を受けている。
BTCC暗号資産取引所が今月初めに報じたように、バイナンス(Binance)は現在、バイナンスコイン(BNB)を巡って米SECの調査を受けている。関係筋によると、SECはこの調査に関していかなる結論にも達していないという。SECによる調査の報道を受け、バイナンスコイン(BNB)は4.66%安の293ドルとなった。同暗号資産(仮想通貨)は21年に急成長を遂げ、現在は時価総額で5位に位置付けられている。
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