メタプラネット、800ビットコインを追加購入—さらに増やす方針
日本の投資会社メタプラネットは14日、797BTC(約93.6億円)を追加購入した。平均購入価格は1BTCあたり約1,174万5,100円。同社のSimon Gerovich CEOがX(旧Twitter)で明らかにしたところによると、現在の保有量は16,352BTCで、平均取得価格1,001万9,100円、総額約1,640億円に達している。
メタプラネット、ビットコイン保有量を拡大
Gerovich氏によれば、メタプラネットのビットコイン保有量は年初時点で4,000BTC未満だったが、7月までに15,500BTC以上に急増。先週だけで2,205BTCを購入するなど、資本市場での調達と本業の利益を原資にした急速な積み増しが特徴だ。
高いリターンが購入を後押し
同社は独自指標「BTCイールド」で成果を測定。2025年1月から7月中旬までのイールドは435.9%に達し、購入時点からの価格上昇率を示している。これは取引戦略ではなく、ビットコイン相場の上昇が主要因だが、同社の戦略が現時点で奏功していることを裏付けている。
メタプラネットは2024年12月からビットコイン財務運営を独立事業として位置付け。保有BTCを担保に資金調達しており、低金利環境がコスト削減に寄与。株主還元を維持しつつ追加購入余地を生み出している。
急ピッチの蓄積戦略
3月時点で4,000BTC未満だった保有量が7月までに16,352BTCと4ヶ月で約4倍に膨らんだ事実は、同社の「全面参入」姿勢を物語る。一部企業が慎重な姿勢を見せる中、この積極策は業界の注目を集めている。
同社は2027年末までに210,000BTCの保有を目標に掲げており、現状の13倍以上に相当。Strategy社の現在の保有量597,325BTCの半分以下ではあるものの、達成には新規資本調達または積極的な債務活用が必要となる見込みだ。
専門家からは慎重論も
専門家らは「企業財務は見出し作りではなく長期的視点が重要」と指摘。ビットコインを信じる企業ほど、急進的ではなく着実な積立計画の方が有利だと助言している。メタプラネットの大胆な戦略は相場上昇時には有効だが、反転時には投資家を傷つけるリスクもある。
ビットコイン、史上最高値を更新
執筆時点でビットコインは12万2,382ドルの史上最高値を記録。過去7日間で12%上昇している(Coingeckoデータ)。
画像提供:Unsplash、チャート提供:TradingVieW
翻訳:SteelHawk3