【2025年最新】減量薬が爆売れ! イーライリリーQ3業績が予想を上回り、年間業績見通しを上方修正
イーライリリー社が2025年第3四半期(9月30日締め)の決算を発表し、減量薬「MounjARo」と「Zepbound」の売上高が急成長したことで、年間業績見通しを上方修正しました。GLP-1受容体作動薬市場での同社の優位性がさらに強固に。
イーライリリーの2025年Q3業績ハイライト
イーライリリーは2025年第3四半期、売上高が176億ドル(前年同期比9%増)、調整後1株当たり利益(EPS)が7.02ドルを記録し、アナリスト予測を上回る好成績を達成しました。特に注目されるのは、2型糖尿病治療薬「Mounjaro」の売上高が65億ドル、減量薬「Zepbound」が36億ドルと、いずれも市場予想を大きく超える成長を見せた点です。
GLP-1市場でのリーダーシップ強化
イーライリリーのGLP-1関連薬剤は前年同期比58%増の売上成長を記録。特に「Zepbound」はFDA承認からわずか13ヶ月で市場シェアを急速に拡大しています。BTCCアナリストチームは「同社のGLP-1プラットフォームが肥満治療市場で確固たる地位を築きつつある」と指摘しています。
年間業績見通しを上方修正
同社は2025年通期の売上高見通しを630億~635億ドル(従来予想600億~620億ドル)、調整後EPSを23~23.70ドル(同21.75~23ドル)に引き上げました。この上方修正は、減量薬需要の持続的な強さと生産能力拡大を反映したものです。
競合他社との比較
ノボノルディスク社との市場シェア争いでは、イーライリリーが58%の成長率を記録する一方、ノボノルディスクは24%にとどまっています。CVSヘルスのデータによると、Zepboundの処方数は前四半期比で顕著に増加しており、市場での存在感を強めています。
今後の開発パイプライン
イーライリリーは現在、新規GLP-1薬剤「orforglipRON」の臨床試験を進めており、FDAから優先審査指定を受けています。また、retatrutideと呼ばれる次世代肥満治療薬の開発も進めており、市場投入が期待されています。
業界専門家の見解
医療アナリストの佐藤健一氏は「イーライリリーの技術プラットフォームと製造能力が、GLP-1市場での優位性をさらに強化している」とコメント。特に同社のAmylin技術を応用した新薬開発が今後の成長を牽引すると予想しています。
投資家への影響
決算発表を受けて、イーライリリー株は4.21%上昇し、847.16ドルで取引を終えました。TradingVieWのデータによると、同社の時価総額は過去1年で約58%増加しています。
※この記事は投資アドバイスを目的としたものではありません。
よくある質問
イーライリリーの2025年Q3売上高は?
176億ドルで、市場予想の161億ドルを上回りました。
Zepboundの売上高成長率は?
前年同期比で58%の成長を記録しています。
イーライリリーの年間EPS予想は?
23~23.70ドルに上方修正されました。
GLP-1市場での競合状況は?
イーライリリーが58%成長したのに対し、主要競合のノボノルディスクは24%の成長にとどまっています。