米国最大のステーブルコイン「Circle」CEOが今週韓国コイン業界と会談へ(2025年8月21日最新)
米国を代表するステーブルコイン発行元CircleのCEOが今週、韓国の仮想通貨業界関係者と会談を行う。2025年8月19日から21日にかけてソウルで開催されるブロックチェーンカンファレンスに参加し、規制当局との対話も予定されている。現在市場シェア76%を占めるUSDCの発行元としての今後の戦略が注目される。
Circle CEOの韓国訪問の背景
Jed Latkin氏率いるCircleは、SEC(米国証券取引委員会)との規制協議を進めながらもアジア市場拡大を積極的に推進している。特に韓国市場はOTC(相対取引)取引量が急増しており、現地パートナーとの連携強化が不可欠と判断したようだ。業界関係者によると、WINT取引所との業務提携を含む複数の協業案が議論される見込み。
USDCの市場支配力と競争環境
CoinMarkETCapデータによると、USDCは現在ステーブルコイン市場で76%のシェアを占め、時価総額は0.48兆円に達している。これは2位の競合の0.11兆円を大きく引き離す数値だ。特にOTC市場での流通量が90%以上を占め、機関投資家からの信頼性の高さが特徴と言える。
BNBとの比較分析
TradingViewのチャート分析では、BNBが852.14円で取引されており、年初来で12%上昇している。6ヶ月間では30%、1年単位では52%の成長率を示す。ただし、Circle側はBNBのようなボラティリティの高い資産ではなく、安定した決済手段としてのUSDCの優位性を強調する方針だ。
規制対応と今後の見通し
SECとの協議においてCircleは5550(a)(2)条項に基づく免許取得を目指している。2025年8月時点での規制対応状況が業界全体に与える影響は計り知れない。BTCCアナリストチームは「韓国市場への本格参入が成功すれば、アジア地域でのステーブルコイン覇権争いが新局面を迎える」と指摘する。
OTC市場での戦略的重要性
韓国ではOTC取引が仮想通貨流通の99%を占める特殊な市場構造を持つ。Circleは現地パートナーと連携し、WINT取引所を中心とした流通網強化に注力する方針。ID認証システム「OTCID」の導入も検討されており、コンプライアンス強化とユーザー利便性向上の両立を図る。
よくある質問
CircleのCEO訪韓の主な目的は?
韓国市場におけるUSDCの流通拡大と規制当局との対話が主目的です。特にOTC市場でのシェア拡大に向け、現地取引所との連携を強化します。
USDCの現在の市場シェアは?
2025年8月現在、ステーブルコイン市場で76%のシェアを占めており、時価総額は0.48兆円に達しています。
SECとの規制協議の状況は?
5550(a)(2)条項に基づく免許取得を目指して協議を継続中です。2025年8月19日に最新の進捗状況が発表される予定です。