トランプ氏創設のSNSが仮想通貨ETF申請—ビットコイン投資に新たな波
米国で再び注目を集める仮想通貨市場に、新たな動きが加わった。ドナルド・トランプ元大統領が創設したSNSプラットフォームが、ビットコインなどを対象とした仮想通貨投資ETFの申請を行った。
【市場を揺るがす大胆な動き】
政界と金融界をまたにかけるトランプ氏の影響力が、仮想通貨市場に新たな流動性をもたらす可能性がある。申請内容にはビットコインを中心とした複数の主要仮想通貨が含まれており、承認されれば機関投資家の参入障壁がさらに低下すると見られている。
【専門家の見方は二分】
「これは単なるPR戦略か、それとも本気の金融イノベーションか」—業界関係者の間で意見が割れている。一部のアナリストは「選挙サイクルに合わせたタイミングの良すぎる申請」と冷笑的に指摘する一方で、仮想通貨業界からは伝統金融との橋渡しとして期待する声も上がっている。
仮想通貨ETFの承認プロセスは通常数ヶ月を要するが、政治的な影響力がどの程度働くのか—ウォール街とワシントンの微妙な駆け引きが始まった。
新たな仮想通貨投資の選択肢となるETF
Truth Socialが申請したETFの一つは、現物のビットコインとイーサリアムを直接保有する仕組みだ。日々の評価額の算出には、CME CFビットコイン参照レートとイーサリアムCME CF参照レートが使用される。
顧客資産の安全性確保のため、保有する資産は他の顧客資産から分離されたコールドストレージで管理されるという。SECは6月16日の初回申請を7月8日に正式に受理し、審査期間に入った。この決定は、仮想通貨ETF承認に対する慎重ながらも前向きな兆候と市場に受け止められている。
ETFの株式は10,000口のブロック単位で生成・償還される。これにより、純資産価値(NAV)との連動性を高く維持する設計となっている。
多様な銘柄を組み入れた仮想通貨投資戦略
もう一つのETFは、より多様な資産構成を目指している。7月8日に別途提出されたS-1申請書によると、この「マルチアセット・クリプト・ブルーチップETF」は、ビットコイン(70%)、イーサリアム(15%)、ソラナ(8%)、クロノス(5%)、そしてリップル(2%)の配分で構成される。
このETFはネバダ州の事業信託として構成され、ニューヨーク証券取引所(NYSE Arca)への上場を目指す。また、商品プールとしての登録を回避する構造を採用しており、スポンサーはヨークビル・アメリカ・デジタルが務める。
スポットビットコインETFの成功は、投資家の関心をイーサリアムへと向かわせた。スマートコントラクト機能や機関投資家による採用実績がその背景にある。
もしTruth SocialのETFが承認されれば、機関投資家による仮想通貨へのアクセスがさらに加速し、金融業界以外の企業がETF市場へ参入する重要な前例となるだろう。
ビットコインの進化を加速させる新たな潮流
こうしたETFによる投資の簡素化が進む一方で、仮想通貨の基盤技術そのものも進化を続けている。特に注目されているのが、ビットコインの機能を拡張する「レイヤー2スケーリングソリューション」だ。
その中でも大きな期待を集めているのが、BTC Hyper(HYPER)公式サイトである。
このプロジェクトは、ソラナの仮想マシン(SVM)を活用することで、ビットコインの堅牢性を維持しつつ、取引速度の向上とスマートコントラクト機能の実装を目指している。
これにより、ビットコインネットワーク上での分散型アプリケーション(dApps)やDeFiプロトコルの展開が可能になる。
Bitcoin Hyperは現在プレセールを実施しており、初期の資金調達で既に200万ドルを集めるなど、投資家の高い関心を示している。HYPERトークンはエコシステム内の取引手数料やステーキング、ガバナンスに使用される。
ホワイトペーパーによると特に、初期参加者には年率5000%を超えるステーキング報酬が提供されるなど、魅力的なインセンティブが用意されている。ビットコインエコシステムの次なる飛躍を担う可能性を秘めたBitcoin Hyperは、今後の動向が注目されるプロジェクトの一つと言えるだろう。
BTC Hyper 公式サイト