メタマスク運営陣が大型購入を決断—4億2500万ドル分のETHを市場投入へ
暗号ウォレット大手MetaMaskの運営陣が、42.5億ドル相当のイーサリアム(ETH)購入を計画中だ。この動きは、DeFi市場へのさらなるコミットメントを示唆している。
機関投資家が腰を引く中、MetaMaskの親会社ConsenSysは逆張り戦略を選択。市場のタイミングを狙った大胆な買い付けが、流動性不足に悩むETH市場に刺激を与えるか注目される。
「分散型金融の未来への賭け」と公式声明で謳う一方、一部アナリストからは「暗号冬でも焼け太りするVCの典型的な動き」と冷ややな見方も。伝統金融から転身した役員が「今が底値圏」と判断したようだが、その嗅覚は果たして...?
イーサリアム財務戦略への転換
シャープリンク・ゲーミングは今回の調達資金を主にイーサリアム(ETH)の購入に充当し、公開市場で最大規模のイーサリアム保有企業を目指すと発表した。
同社はこれまでオンラインカジノやスポーツブック事業者向けのアフィリエイトマーケティングを手がけてきたが、今回の戦略転換でイーサリアムを主要な仮想通貨(仮想通貨)準備資産として位置づける。
今回の資金調達はPIPE(パイプ)と呼ばれる私募増資の形式で実施され、約6910万株を発行する。一般投資家向けは1株6.15ドル、経営陣や内部関係者向けは1株6.72ドルで設定された。
パンテラキャピタル、ギャラクシーデジタル、エレクトリックキャピタル、パラファイ、アリントンキャピタルなどの著名な資産運用企業が参加している。
イーサリアム共同創設者の経営参画
イーサリアムの共同創設者であるジョセフ・ルービン氏は、取引完了後にシャープリンク・ゲーミングの取締役会会長に就任する予定だ。
ルービン氏は声明で「イーサリアムが投機的資産から運用インフラへと移行している」と強調し、ブロックチェーン経済への機関投資家の関心拡大に言及した。
コンセンシスはシャープリンク・ゲーミングに対し、既存のiゲーミング事業にイーサリアムベースの技術を統合するためのアドバイザリーサービスも提供する。
これにより、従来型市場におけるWeb3技術の普及が期待される。特に、分散型アプリケーションとの連携にはweb3ウォレットのさらなる進化が不可欠となるだろう。
発表を受けてシャープリンク・ゲーミングの株価は約400.94%急騰し、27日には33.75ドルで取引された。
今回のPIPEは証券法の適用免除条項に基づいて実施され、A.G.P./アライアンス・グローバル・パートナーズが唯一のプレースメントエージェントを務めた。