TONがUAEと画期的なビザ提携を発表—「独立した協業」と強調
暗号業界に激震が走った—TONがアラブ首長国連邦(UAE)と戦略的ビザ提携を締結。ブロックチェーンと移民政策の異色コラボが幕を開ける。
■ 中央集権を嘲笑う『分散型ビザ』
「独立した協業」と称するこのプロジェクト、伝統的な金融機関が渋る中で暗号プロジェクト単独で国家レベルのインフラに食い込んだ稀有な事例だ。
■ 億万長者向け砂漠のオアシス?
UAEが暗号富豪向けに門戸を広げる一方、TONのネイティブトークン価格はこの発表を受けて小幅上昇。『ビザ需要で価格吊り上がる』と市場は冷ややか—結局また金持ちのゲームか?
SNSでの拡散情報を公式に否定
テレグラムに関連するレイヤー1プロジェクトThe Open Network (TON) は、アラブ首長国連邦 (UAE) の長期居住ビザである「ゴールデンビザ」に関するイニシアチブについて、SNS上で拡散された情報を明確化するための公式声明を発表しました。
Clarifying the Status of the UAE Golden Visa IniTIAtive
TON Foundation is aware of the premature announcement that circulated on X regarding a UAE Golden Visa initiative offered by TON. We aPOLogize for any confusion it may have caused.
To be cleAR: The initiative in question…
— TON 💎 (@ton_blockchain) July 7, 2025
この声明は「TONがUAE政府と提携してゴールデンビザを提供する」といった情報がX上で流布されたことを受けたものです。
独立した協力であり、UAE政府との正式な契約ではない
発表によると、前述の取り組みはTONとブロックチェーンインフラストラクチャおよびトークン化資産を専門とする認可済みパートナーとの間の「独立した協業」に起因するものです。
重要な点としてこの取り組みはUAE政府機関とのいかなる正式な合意や取り決めもなく、独自に進められている探索的なプロジェクトであると強調されています。したがって、UAE政府と提携した公式のゴールデンビザ・プログラムは開始されておらず、TON財団に対してUAE政府からのいかなる承認も与えられていないのが現状です。
SNSで拡散されたプログラムの内容
今回TONが公式に否定するに至った背景には、SNS上で大きな注目を集めた「仮想通貨を利用した新たな居住権取得プログラム」の発表があります。
拡散された情報によるとこのプログラムは10万ドル相当のトンコイン(TON)を3年間ステーキングすることでアラブ首長国連邦(UAE)の10年間のゴールデンビザが取得可能になるというものでした。
このプログラムは、申請者本人とその家族(配偶者、子供、両親)も対象となり、ビザが承認されるとUAE国内での自由な居住、就労、投資が可能になるとされていました。手続きは通常7週間以内に完了し、これは従来54万ドル以上の非流動資産を要した他の取得ルートに比べ、費用と時間の両面で大きな利点があると謳われていました。
さらに、投資家は金銭的なメリットも享受できるとされ、ステーキング期間中は年利3〜4%程度の利回りが見込めるほか、3年後には預けた資産のロックが全て解除されると説明されていました。
この発表は、UAE、特にドバイが世界的な仮想通貨のハブとして台頭している現状を背景に仮想通貨コミュニティで大きな注目を集めました。しかし、前述の通り、TONはこれらの情報がUAE政府との正式な提携に基づくものではないことを明確に否定しています。
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記事ソース:TON