ブラックロック、利回り型ビットコインETF「BITA」ナスダック上場|年率15%超の分配金観測も
ブラックロックのiSharesビットコイン・プレミアム・インカムETFが、ティッカー「BITA」として6月16日にナスダックへ上場した。本商品は、ビットコイン現物を直接保有するのではなく、カバードコール戦略(保有資産を対象にコールオプションを売却する手法)を採用。これにより、ビットコインの値動きの一部を毎月の分配金に変換する仕組みを導入し、投資家に新たな利回り獲得の機会を提供する。市場からは年率15~25%の利回りと70%以上の上昇参加率を見込む声も上がっているが、これらは発行体による保証値ではなく、運用実績が焦点となる。BITAのスポンサー手数料は0.65%、月次分配を実施し、6月9日の設定日時点で純資産は1,065万ドル。運用戦略として、ビットコインと同社の大型ファンドIBIT(純資産500億ドル超)を直接保有しつつ、資産の約25~35%にカバードコールを適用。今後の注目点は需要と分配実績であり、最初の月次分配金額が投資家の反応を左右する。このETPが次の強気相場で「変動の収益化」手段として価値を発揮するか、それとも現物保有より割高な利回り商品と見なされるか、市場の評価が試されることになる。
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