XRP訴訟が第3四半期に延長へ リップルとSECの共同申立をジャッジ・トーレスが却下―暗号市場に新たな波紋
仮想通貨業界を揺るがすXRP訴訟が新たな転機を迎えた。連邦裁判所のトーレス判事が、リップルと米証券取引委員会(SEC)の共同申立を却下。事件審理が第3四半期まで延長される見通しだ。
【法廷の攻防が暗号市場に与える影響】
裁判所の決定は、SECの規制アプローチに対する異議申し立てを事実上認めた形。リップル側は『デジタル資産の明確なルール確立』を主張しているが、SECは従来の証券法適用を堅持。規制のグレーゾーンがまた1つ増えた。
【金融当局のジレンマ】
伝統的な金融の番人たちが暗号通貨を理解できないのは、祖父がスマートフォンを使おうとするようなもの―市場関係者の冷笑が聞こえてきそうだ。判決延期はXRPホルダーにとって短期的な不透明要素だが、長期的な法整備に向けた重要なステップになる可能性を秘めている。
次の重要な日付は8月15日である。SECは裁判所に次のステップを概説した状況報告書を提出しなければならない。リップルもそれに応じて新たな動議を提出する可能性がある。
解決に至らない場合、事件は第二巡回控訴裁判所に戻る可能性がある。それにより、法的手続きは2025年後半以降にまで延びる可能性がある。
2023年7月の根本的な判決は依然として有効である。その判決では、リップルの取引所でのプログラム的なXRP販売は証券ではないが、機関投資家への販売は証券であるとされた。
現時点では、機関投資家へのXRP販売は制限されたままであり、リップルに対する罰金も未解決のままである。両者は合意を見直すか、新たな和解に達しない限り、法的闘争が再燃する可能性がある。