フロリダ州、大学乱射事件でChatGPT調査開始 - 容疑者と270回超の会話記録が衝撃
フロリダ州当局は、大学キャンパスで発生した銃乱射事件の容疑者が事件前にChatGPTと270回以上の会話を繰り返していたとする新たな裁判所記録を受け、AIプラットフォームとの関わりについて正式な調査を開始した。この衝撃的な事実は、AI技術が重大事件に潜在的に与える影響について、全米で緊急の議論を呼び起こしている。
ChatGPTのログが明かしたもの
2025年4月17日、フェニックス・イクナー容疑者がフロリダ州立大学(FSU)学生会館内で銃撃事件を起こし、2人が死亡、6人が負傷したとされる。
州検察局が入手したチャット記録によると、イクナー容疑者は事件発生数時間前に、銃器やキャンパス内の人の流れ、過去の銃乱射事件の首謀者らの末路についてChatGPTに尋ねていた。
被害者ロバート・モラレス氏の遺族の代理人は、OpenAIに対する過失致死の訴訟を起こす予定としている。ウスマイヤー氏の事務所は、今後召喚状を発行すると述べている。
Today, we launched an investigation into OpenAI and ChatGPT.
AI should advance mankind, not destroy it. We’re demanding answers on OpenAI’s activities that have hurt kids, endangered Americans, and facilitated the recent FSU mass shooting.
Wrongdoers must be held accountable. pic.twitter.com/vRVCqIYKnB
AI関連トークン、規制強化で反応
CoinGeckoのデータによれば、AI関連の仮想通貨セクター全体の時価総額は0.9%減少し、合計225億ドルとなった。AIエージェント関連トークンは2%下落、DeFAIも1.7%下落した。
ただし、OpenAIのサム・アルトマンCEOが共同設立したWorldcoin(WLD)は、Binanceにおいて3%上昇し、下落傾向から逸脱した。WLDは0.26ドル付近で取引され、出来高は153万USDTとなった。このトークンは最高値の11.74ドルから97%下落した水準にある。
この調査により、OpenAIへの法的圧力はさらに高まっている。同社は新規株式公開(IPO)の可能性に向けた準備中とも報じられる。
この調査がAI関連トークン全体のさらなる売りにつながるか、それともWLDが引き続きセクターから乖離するかは、ウスマイヤー氏の事務所がどこまで積極的に調査を進めるかに左右される可能性がある。