FTXトークン（FTT）は74％急落　バイナンスのFTX買収合意を受け

大手仮想通貨取引所バイナンスが、問題を抱えた取引所FTXを買収する意向を表明したことで、FTXトークン（FTT）は一時74％急落し、仮想通貨市場全体が極端な変動に見舞われています。

 

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バイナンス、FTXの事業買収で合意

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バイナンスの最高経営責任者チャンポン・ジャオ氏とFTXの最高経営責任者サム・バンクマン・フリート氏は8日、バイナンスがFTXトレーディングの米国以外の事業を完全買収することに合意しました。

 

FTXが顧客の出金急増により資金繰りに窮したため、バイナンスによる救済買収の形をとります。

 

実現すれば、仮想通貨取引所業界では最大級の買収となります。混乱や買収は、将来の規制に影響を与える可能性があります。

関連：バイナンス、FTX米国以外の事業買収の合意を発表

 

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FTXトークン（FTT）が暴落

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今回の買収発表を受け、FTXトークン（FTT）は大きな暴落を記録しました。

 

本稿執筆時点では、FTXトークン（FTT）は840.63円で取引されており、過去1日で74％以上、史上最高値から81％下落しています。FTXトークン（FTT）の時価総額は1118億円です。

 

FTXトークン（FTT）の暴落は、トークンを融資の担保として大きく依存しているFTXのトレーディングであるAlameda Researchの債務負担が問題になることが懸念される中、発生したものです。

 

バイナンスのCEOであるチャンポン・ジャオ氏によると、現在、取引所はデューデリジェンスなど買収に関する手続きを行っているとのことです。

 

合意のニュースが流れた後、仮想通貨市場は当初、ビットコイン（BTC）、イーサリアム（ETH）、FTXトークン（FTT）など、ほとんどのアルトコインが健全な上昇を見せ、上昇に転じました。しかし、相場は急転直下、下落基調を再開しました。

 

なお、買収金額はまだ明らかにしていない。現在の合意は拘束力がなく、バイナンスはいつでもこの買収から手を引くことができるということです。詳細は、資産査定を経て、近日中に確定する予定です。

 

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FTXトークン（FTT）や他の仮想通貨相場などに関してもっと知りたい方は、BTCCのホームページをご参考ください。

 

BTCC取引所は、イギリスに設立された暗号資産デリバティブ取引所です。「信頼ができる暗号資産取引を誰もが簡単に利用できる」ことをモットーに、12年以上サービスを提供しています。ロンドンに本部を置くBTCCは現在日本での登録者数が徐々に増加しており、またSNSを通じて日本限定のキャンペーンも度々開催されています。

 

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