Damus(ダムス)とは？分散型SNSアプリのメリットや登録方法・やり方

ツイッター（Twitter）の前CEOであるJack Dorsey（ジャック・ドーシー）氏は2023年2月1日、分散型ソーシャルプロトコルNostrをベースとしたソーシャルプロダクトダムス(Damus)とAmethystがそれぞれApple StoreとGoogle Play Storeで利用可能になったことを発表し、またsnort.socialがWebで利用可能になったことを明らかにしました。

 

これによって、分散型SNSアプリダムス(Damus)は一時話題となっています。

 

そこで本記事では、ダムス(Damus)とは何か、その機能やメリット、デメリット、登録方法、やり方などを解説していきます。

 

ダムス(Damus)を検討している方はぜひ最後まで読んでみてください。

 

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目次

1.ダムス(Damus)とは 2.分散型ソーシャルプロトコル「Nostr」とは 3.ダムス(Damus)の機能 4.ダムス(Damus)のメリット 5.ダムス(Damus)のデメリット 6.ダムス(Damus)の登録方法・やり方 7.ダムス(Damus)の使い方 ダムス(Damus)の関連ニュース・最新情報 8.ダムス(Damus)の今後：まとめ 9.関連記事

 

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ダムス(Damus)とは

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ダムス(Damus)は、分散型ソーシャルプロトコルNostrをベースとして開発された分散型SNSスマホアプリです。自らを「自分でコントロールできるソーシャルネットワーク」と定義しています。

 

ジャック・ドーシー（Jack Dorsey）氏が支援するダムス(Damus)はビットコインのライトニングネットワークを統合したツイッター（Twitter）代替アプリとも言われています。

 

ダムス(Damus)では、アバターや背景画像の変更（画像リンク経由）、自分のウェブサイトやプロフィール情報の追加が可能です。

 

また、ビットコインのライトニングチップアドレスを設定できることが特徴。

 

現在、ダムス(Damus)は、Strike、Cash App、Muun、Blue Wallet、Wallet of Satoshi、Zebedee、Zeus LN、LNLink、Phoenix、Breez、Bitcoin Beach、Blixt Wallet、などの多数のライトニングチップ決済プラットフォームをサポートしています。 

 

ダムス(Damus)、Amethyst、ウェブサイト「snort.social」は1つの秘密鍵アドレスでログインでき、個人の投稿も同期されます。

 

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分散型ソーシャルプロトコル「Nostr」とは

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Nostrとは、オープンで分散型のソーシャルネットワークであり、単一のウェブサイトではなく、数千人のユーザーが互いのリレーサーバーに投稿し、シームレスに交流できるネットワークです。

 

実際、2022年12月にはジャック・ドーシー氏がソーシャルオープンネスプロトコルのNostrに仮想通貨ビットコインを約14BTC寄付しており、その時の価値は約24万5000ドルだったそうです。

 

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ダムス(Damus)の機能

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続いて、ダムス(Damus)の特徴を紹介していきます。

 

前述のように、ダムス(Damus)では、アバターや背景画像の変更（画像へのリンク経由）、自分のウェブサイトやプロフィール情報の追加が可能で、ビットコインのライトニングチップアドレスの設定もサポートしています。

 

ダムス(Damus)ホームページの下部には、「モーメンツ」「メッセージと友達追加リクエスト」「グローバル」「通知」の4つのボタンがあります。

 

「モーメンツ」のタイムラインバーでは、フォロワーからの更新情報を受け取ることができます。「グローバル」では、すべてのダムス(Damus)ユーザーをリアルタイムで閲覧でき、他のユーザー名や公開鍵アドレスの直接検索もサポートされています。

 

このほか、Damusはユーザーの報告やブロックにも対応しており、詐欺、違法、偽者などのアカウントを報告することができます。

 

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ダムス(Damus)のメリット

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公式サイトによると、ダムス(Damus)には6つのメリットがあります。

 

✔︎Damusのメリット

・ユーザーコントロール ・メッセージの暗号化 ・登録不要 ・サーバー不要 ・プログラマブル ・チップ

 

ユーザーコントロール

オープンなウェブプロトコルNostrをベースに構築されているため、どのプラットフォームも禁止や検閲をすることができず、ユーザーは自分のデータや音声をコントロールすることができます。

 

メッセージの暗号化

エンドツーエンドで暗号化されたプライベートメッセージ。

 

登録不要

アカウント作成に電話番号、メールアドレス、氏名は不要です。

 

サーバー不要

メッセージは分散型リレーで配信されるため、運用するインフラがなく、単一障害点がないです。

 

プログラマブル

ユーザーの生活やビジネスを自動化するためのロボットを簡単に統合することができます。ダムス(Damus)は、サーバーに障害が発生した場合にも通知します。

 

チップ

友達の投稿やスタックサツにビットコインやライトニングで報酬を与えることをサポートします。

 

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ダムス(Damus)の デメリット

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ダムス(Damus)には、次のようなデメリットがあります。

 

ダムス(Damus)ホームページの下部にあるGlobalボタンは、ユーザー名や公開鍵の検索にのみ対応しており、特定のコンテンツの検索には対応していません。

 

また投稿はスタイル編集に対応しておらず、投稿の削除、「いいね！」やリツイートの取り消しができないほか、画像をリンクに変換してから投稿する必要があります。

 

ウェブサイト版のsnort.socialには投稿を削除するオプションがありますが、バグがあり、削除後に更新しても表示されます。

 

また、トレンドやフィルターなどの高度な要件を追加する必要があります。

 

モバイル版ダムス(Damus)は、ドイツ語またはスペイン語で提供されており、言語変更オプションが見当たらないというご意見をユーザーからいただいております。

 

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ダムス(Damus)の登録方法・やり方

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ダムス(Damus)をダウンロード後、直接アカウントを作成することができます。

 

作成ページには、npubで始まる公開鍵があり、友達と共有してフォローしたり、自分のユーザー名を設定することができます。もう一つは、自分用に保存する必要のある秘密鍵です。

 

Twitterと同様、ダムスのトップページ右下にある「＋」が投稿の入り口です。最近の多くのソーシャルネットワークと同様に、ダムス(Damus)にもハッシュタグ機能があり、#の後に主題や話題の単語を付けて投稿することができます。

 

ただし、画像を投稿に追加したい場合は、画像をリンクに変換してから投稿する必要があります。

 

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ダムス(Damus)の使い方

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ダムス(Damus)の使い方は下記の通りです。

 

使い方1：ダムス(Damus)のプロフィールを設定する

Damusのホームページの黄色アイコンをタップ　→　メニューの「Profile」をタップ　→　右上にある「Edit」をタップ　→　名前やプロフィール写真など設定したい項目に入力　→　「Save」をタップして完了

 

使い方2：ダムス(Damus)内での投稿方法

Damusのホームページ右下にある「＋」をタップ　→　投稿したい内容を入力（YouTubeのURL可）　→　「Post」をタップして投稿完了

 

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ダムス(Damus)の関連ニュース・最新情報

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ダムス(Damus)を関連ニュース・最新情報をまとめてお伝えします。

 

・ダムス(Damus)、中国のアプリストアから削除

Damusが、アップル（Apple）の中国のApp Storeから排除されたことが、Damusのツイートで明らかになった。

That was fast pic.twitter.com/ntt9xW3AUr

— Damus⚡️ (@damusapp) February 2, 2023

中国のサイバースペース管理局（CAC）から通知を受け取ったアップルによると、このアプリが 「世論の形成または社会的動員の可能性を持つ情報サービス」であるため、「中国において違法とされるコンテンツを含む」と判断されたとのことだ。

 

Damusの分散型の性質はコンテンツのモデレーションが存在しないことを意味し、アップルのグローバルなApp Storeに登録することを困難にしている。

 

Damusのツイートによると、アップルは不快なコンテンツにフラグを立てたり、悪質なユーザーをブロックしたりする仕組みをアプリに要求しているため、何度も登録を却下されたという。

 

中国国内のユーザーがアクセスできるオンラインプラットフォームには、インターネットコンテンツプロバイダー（ICP）ライセンスが必要だが、そのICP制度の中では、ICPライセンス事業者は「中国の憲法で定められた基本原則に反対し、国家の名誉と利益を損なう」「風説を流布し、社会秩序を乱し、社会の安定を損なう」コンテンツなどの公開を禁止されている。

 

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ダムス(Damus)の今後：まとめ

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本記事では、分散型SNSアプリ「ダムス(Damus)」について解説し、ダムスの特徴やメリット・デメリット、登録方法などを紹介してきました。「ダムス(Damus)」に興味を持った方に一助となれば幸いです。

 

インフラとしてのダムス(Damus)やNostrはまだ初期段階ですし、ビットコインやWeb3との組み合わせは想像の余地がありますね。

 

ジャック・ドーシー氏のビジョンである分散型ソーシャルワールドが大規模に実現されるかどうか、見守る必要がありそうです。

 

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