【画像で説明】2022年仮想通貨市場予測まとめ
2020年コロナに続き、2021年も人々にとって厳しい一年でした。オリンピックや首相交代、米軍のアフガニスタン撤退など重大なニュースが多くありましたが、仮想通貨にとっては著しい成長のある一年でした。
2022年まであと数時間、来年の仮想通貨市場はどうなるだと思いますか？投資プランを組むためにも、プロ達の予測を見たほうがいいと思いますので、以下いくつかの予想の要点をまとめてみました。ぜひ一緒に見て、予想して、来る年の投資プランを考えましょう！
ビットコインが10万ドルに到達
2021年のビットコインは、米経済のS&P500だけでばく、さらにインフレヘッジの金にも上回る上昇を見せてくれました。データ分析会社アルカナ・リサーチ（Arcane Research）は、ビットコインは73％増、S&P500は28％増で、一方ゴールドは7％下落していたと発表しています。
NYの仮想通貨専門家で公認会計士、ケイト・ウォルトマン氏が、「この分野で最も知識のある教育者達は、2022年第1四半期かそれ以前にビットコインが10万ドルに到達と予測している。」とNextAdvisorのインタビューで語りました。
ビットコインを法定通貨として受け入れる国が増加
2021年、エルサルバドル政府がビットコインを法定通貨として受け入れた。政府も無視できない存在になっている仮想通貨ですが、税務当局から明確な暗号資産税制が提供され、厳しく扱われると予測される一方で、仮想通貨のことを国の発展の希望として受け入れるところも増えるという予想もあります。
来年末までに、ビットコインを法定通貨として受け入れる国が少なくとも5カ国はできるだろう。そのすべてが発展途上国になると予想する。
BitMEX（ビットメックス）CEO、アレクサンダー・ヘプトナー氏
2022年、より多くのデジタル資産企業がIPOする
2021年では、米取引所のコインベースとマイニング会社のStronghold Digital Miningがナスダックに上場しIPOしました。グローバル投資運用会社VanEckを含む多くの専門家は、2022年にデジタル資産企業が株式市場に進出すると予測しています。
イーサリアムがビットコインを抜いてNo. 1の暗号通貨に
2021年5月下旬をさかいに、ビットコインドミナンスが50%以下を維持し、低下し続けています。さらにアルトコインの一部は、ビットコインを上回るほどの驚異的な上昇を見せてくれました。
上述した アルカナ・リサーチ（Arcane Research） の調査で、イーサリアムを代表するレイヤー1プラットフォームであるほかのアルトコイン：ソラナ（SOL）、ルナ（LUNA）、アバランチ（AVAX）などが年末にかけて大きな上昇を記録しています。
BlockTower Capital（ブロックタワーキャピタル）のMarket Neutral共同責任者、ラウール・ライン氏は、「私は、イーサリアムがビットコインを超えるチャンスは間違いなくあると思います。今回のイーサの強気相場でそうなっても驚かない…私の見立ては来年半ばだ。」と述べました。
暗号化決済は今後も続く
大手映画館AMC、大手飲食店バーガーキングやTwitterのチップスシステムなど、2021年は多くの企業が暗号化決済に向けて進んできました。中でもペイパル、Visa、マスターカードなどの決済大手が2021年に暗号という新しい決済形態を採用することから、暗号資産決済のトレンドは一時的にではなく、永遠に続くと見ていると、著名な経済学、ビジネス書「Strategic Management Accounting」の著者シーン・ステイン・スミスが語りました。
DeFiは主流になり、規制も続く
2021年はほかの レイヤー1プラットフォーム コインの活躍により、DeFiは手数料の高いイーサリアムだけでなく、ほかのプロトコルにも広がりました。そんななか、金融機関規制・コンプライアンス（Financial Institution Regulation & Compliance）のシニアアドバイザー、クリス・デパウ氏が、
新しい技術に対応した制度の形成に積極的な役割を果たす規制当局は、その市場を世界的に安全なDeFi活動の拠点として確立し、犯罪率の低減に貢献する積極的な力となる可能性が高い。
クリス・デパウ氏
S&P グローバルは12月に発表されたのレポートでDeFiがまだ発展途上であるというふうに捉えました。
S&Pは報告書の中で、DeFiはまだ初期段階にあり、顧客層が従来の金融システムと大きく重なっていないことと、DeFiのアプリケーションは現在、暗号通貨の購入、スワップ、融資、保険など暗号通貨エコシステムの取引に限られていることから、2022年までに従来の金融システムを脅かすことは困難であると指摘した。
以上が2022年の予測のまとめでした！皆様のプランに少しても役に立てたら嬉しいです。
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